育休明けの憂鬱
こんにちは
ドラクエ婚夫婦の夫しゅさくです。
昨年末に約4ヶ月の育休を終え職場復帰しました。
その時に感じたことを記事にしたいと思います。
育休明けの憂鬱
先日書いた記事にも書いていますが・・。
男性の育休取得者は少ないです。
厚生労働省「令和元年度雇用均等基本調査」によると
男性の育休取得率は7.5%
(2019年)
4ヶ月といったまとまった育休の取得はさらに少数のはず。
となると僕の感じたことは結構貴重な意見なのでは・・。
何かの参考になれば嬉しいな。
実際にとってもレアな存在でした。
育休終了前から
育休後半にすでに精神的には不安でした。
・子ども2人がカミさんのワンオペ
・ブランクあって無事に職場復帰できるのか
・職場の男性の育休取得者は初なので関係者はどう思っているのか
・そもそも働くのしんどい
等々
いろんな不安があって復帰前からなんとも言えない不安な気持ちを抱えていました。
それでも
カミさんと子どもを食べさせないといけないからお父さん頑張るよ!
という訳で頑張って職場復帰
いざ復帰してみると
ありがたいことに職場での反応は悪くなかったです。
もしかしたら影で何か言っているのかもしれませんが気にしたらキリがないので割り切ります。
意外だったのが一番大変であったであろう同じ部署の同僚が
最初は大変でしたけど、途中からは何とかなったので大丈夫でしたよ
僕に気を遣って言ってくれたのだろうけど平気そう。
職場に迷惑かけるであろうから4ヶ月と決めていたものの、半年間はもらえる育休給付金は67%で変わらない(ボーナス分は出ない)のでもう2ヶ月は延長できたのかも・・。
浦島太郎みたいな気分
職場復帰したもののいない間に色々状況は変わってました。特に今年はコロナの影響で結構変化があるのと、仕事の手順を忘れているのとで戸惑うことがいっぱい。
仕事に必要な情報を頭に入れ直さないといけないので、数日は浦島太郎みたいな状態
率直に言って
役に立っていない
社会人としてこう感じるのは結構辛い
ただただ申し訳ない
子どもの写真をみると
元気を出そうと休憩時間に子どもたちの写真を見ます。
ただ
写真を見ると思い出すんです。
昨日までずっと一緒だったのに・・
1日しか立っていないのに遥か昔のような
手を伸ばせば取り戻せるのではないのか
寂しいような
何とも言えない悲しい気持ちになりました。
育休の再取得はできません
憂鬱な気分だったので育休の再取得について調べたところ
原則できません。
就業規則にもよりますが育休の延長は可能ですが再取得はできません。
条件によっては再取得は可能ではありますが原則不可なので育休ご検討中の方おられましたら要注意です。
育休復帰後の離職率
何とも言えない憂鬱な気分が数日続きました。
決して仕事が嫌いな訳でもないし、男性の育休取得に理解ある職場で感謝しています。
ただどうにも
育休気分がなかなか抜けない。
人間の気持ちってそう簡単には切り替えられない。
しんどくなって退職する人もいるのでは?
そう思って育休復帰後の退職者を調べたら
女性でだいたい10%
男性で5%くらいあるみたいです。
厚生労働省「平成30年度雇用均等基本調査」より
男性のデータは育休取得者自体が少ないのでデータとして信憑性は低いのかも知れませんが、育休復帰後の退職率は結構高いみたいです。
理由としては色々あります。
・スムーズな職場復帰ができかった
・子どもの預け先がない
・子どもの側にいたい
・体調やメンタル面で不安
等々色々ありますが
育休明けに憂鬱な気分になった我が身としては気持ちはよくわかります。
育休は復帰を前提とした制度です
法律的に育休復帰後の退職は認められています。
ただ
育休は復帰を前提とした制度なので職場も当然そのつもりで待っていますし、周囲からモラルがない人だと思われる可能性が高いです。
よほど大きな問題がない限りは復帰するのが良いでしょうし、どうしても退職するならしばらく働いて、それでもダメなら上司に相談するのが良いかも知れません。
育休明けに憂鬱にならない為の対策
・浦島太郎状態にならないように職場の情報収集を行う。
・同僚と近況の話をする。
・仕事に関係あるスキルアップの勉強をする。
・悔いの残らないように家事育児をする。
・SNSで育休取得者の意見を聞く。
・母親の負担軽減のため保育園を探す。
自分でできることで思いつくのはこんなところかな
他にもできることはあるはず。
あってほしい政策
僕の願望です。
・育休の再取得は不可だけど条件の緩和。
・職場に穴を空けるのが申し訳ないので非常勤や派遣での穴埋め
・カウンセリングや同じ境遇の人のサロン
※僕が知らないだけであるのかも
・俗な言い方で申し訳ないけど子どもが生まれた時に多額の育児手当、経済的な不安を解消して欲しい。無理ならせめてオムツとミルクの割引の制度
それでも頑張って働きます。
育休気分がなかなか抜けなくて、どう表現して良いのか分からない不安な状態が続きましたが、働かないと生活はできません。
何より家族を養わないといけない。
ブログ収入が増えれば嬉しいけど、ブログ収入だけで生活できるのはほんの一握り。
子どもがもう少し大きくなればカミさんも仕事できるけど、
できるだけ家庭で子どもをみたいですね
今の職場も色々あるけど退職したい訳ではない。
なので
頑張って働きましょう。
家に帰ってきたら遊んでもらうんだ